「ラピスの心臓」っていうなろう作品がめっちゃ面白いから見てない人は勿体無いよ

少し前までは「なろう作品」を読み漁っていた僕ですが、最近は読むのが精神的にしんどくて読まなくなってしまいました。

「俺TUEE」や「ハーレム」系は面白いけど、読みすぎてちょっと・・・という感じ。

正直そういう系のタイトルを見ただけで、そっとブラウザバックを押してしまいます。

しかし、そんな僕でも未だに読み続けている「なろう作品」があります。

それが「ラピスの心臓」

内容は「俺TUEE」&「ハーレム」という先ほど挙げた例まんまなんですが、不思議なことにコレは読めるしめちゃくちゃ面白いんですよね。

あらすじ

狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。

孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。十二年後、様々な知識や技術を習得したシュオウは、見聞を広めるために旅にでる。才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。

天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。

生まれ持った血統が尊ばれる世界で、ものすごい動体視力を持った孤児の主人公が「俺TUEE」するっていうテンプレみたいな設定。

 

これだけ見ると「ハイハイいつもの」といいたくなるんですが、この作品の魅力は主人公が全くブレないところ。

物語がすすむにつれて、主人公の考え方や行動に矛盾が生じたり横暴になったりする作品は珍しくありません。

とくに「なろう作品」では、そういう傾向が強いように思います。

ところが「ラピスの心臓」の主人公である「シュオウ」は、一貫してブレることがない。

「俺TUEE」とバカにされがちな舞台設定でありながら、主人公の安定感が「この作品が硬派なものである」と納得させられます。

主人公は強いが最強ではない

確かに主人公は強いです。しかし所詮はただの人間。

「ラピスの心臓」における絶対強者「狂鬼」の前では無力であるというパワーバランスが、この作品の戦闘シーンに緊張感をあたえています。

もちろん倒すことは可能、しかしそれは倒すために最善の努力を尽くし、常に命がけで戦う場合に限ります。

「最強主人公がなんでも簡単に無双する」ではなく、常に死力を尽くし戦いに挑む。

ドロドロとした主人公の葛藤や努力が楽しめるよう、描かれています。

 

仲間達も個性的で魅力的

個人的には「主人公以外のキャラクターも魅力で溢れる」ことが名作の条件であると思っています。

その点「ラピスの心臓」は申し分ありません。

世話焼きなマッチョのオカマから、蛙人、暴力の塊のような南方人。などなど。

共に死線を潜り抜けた末、あるいは強者同士惹かれあうが故等理由はさまざまですが、主人公の周りには個性的な仲間達が集まっていきます。

それぞれ違った魅力を持っており、活躍の場が用意されています。

キャラクター一人ひとりが丁寧に描かれ扱われているのも「ラピスの心臓」の魅力です。

 

まとめ

一時期更新が途絶えていましたが、現在も無事更新が続いています。

非常に面白い作品なので、気になる方は是非読んでみてください。

ラピスの心臓

 

ちなみに文庫本の方ではフルカラーイラストに加え、大幅加筆や未発表の短編が加わっている模様。

気になる方は手にとってみてはいかがでしょうか。

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